TOKYO BHAVANで平日ミールスランチ

東京八重洲で大人気だった南インド料理のお店ダバインディアが八重洲地区再開発の為に閉店し、新たにダバのスタッフがお茶の水にて開店した「Indian Street Food & Bar GOND」に先日行きましたが、今度はゴンドよりも少し早い4月25日にオープンしていた「南印度料理 TOKYO BHAVAN(トーキョー バワン)」へ行ってきました!
こちらは、ダバインディアの元店長さんが独立開業したお店で、ゴンド同様、ダバのシェフが調理、提供しているそうです。

お店は飯田橋から九段下方面に向かう途中にあります。
JR飯田橋駅の西口から早稲田通り、大神宮通りと下っていくと道端にダバインディアを彷彿とさせる「南インド料理」の立て看板が見えました。(東口から目白通りを下っていく方が分かりやすいかもしれません)
ダバのブルー、ゴンドの赤、と続き、バワンは明るい紫を基調としたお店になっていました。
大変賑わっていたので店内の様子は撮れませんでしたが、テーブル席が20席、カウンターが7席くらいで、ダバと比べると少し小さめな印象。

平日ランチメニューはこんな感じ。
本日のカレーが「辛・中辛・マイルド」の3種類あり、日替わりカレーを1種か、3種か、ミールスか、マサラドーサかの4種類から選ぶ形です。
日替わりカレー1種か3種には、ライスとバトゥーラ(揚げパン)もしくは小プレーンドーサがついてきます。
ランチミールスには、本日のカレー3種と、サンバル、ラッサム、ライスと、バトゥーラもしくは小プレーンドーサ。
マサラドーサには、本日のカレーから1種とサンバルがついており、プラス100円で本日のカレーを3種にできるそうです。
また、マサラドーサは、ハーフマサラドーサとライス付きにもできるようです。

この日の本日のカレーは

辛:アレッピーフィッシュカレー(ココナツ、ヨーグルト使用。ケララ州の名物料理)
中辛:ダルバターフライ(豆カレー)
マイルド:チキンキーマとポテト(ビーツ、ナッツ使用。ピンクソース)

となっており、どれも気になったのと、ミールスがランチ価格で食べられるのに惹かれて、ランチミールスを注文しました。
ひとつはバトゥーラ、ひとつは小プレーンドーサです。

料理を待っている間、キッチンがすぐそばの為か、厨房の音が意外と聞こえてくるので、良くいえば賑やか、悪くいえば少々騒がしい印象ですが、絶えずお客さんがやって来て外に並んでいるので、早くも活気のある人気店という感じでしょうか。

さていよいよランチミールス登場です。
まずはバトゥーラの方。

ランチミールス(バトゥーラ) 1,300円(税込)

揚げたて熱々バトゥーラと大きなアッパラム、そしてカレーのピンクが目を引きます。

バトゥーラとアッパラムを移動して隠れた下を覗くと、ライスとポリヤルのようなサラダのような和え物、そしてサンバルの器が。
まずアッパラムはパリッパリのサクサクで、すぐに湿気ってシナ〜っとなってしまうのもある中、こちらのパリパリ維持具合は素晴らしかったです。
ちなみにこのアッパラム、パパドと聞いた方が馴染み深いですが、基本同じもの(豆などの粉で作ったお煎餅のようなもの)で、地域によって呼び方が違うらしいです。
そしてバトゥーラは、手が揚げ油でベトベトになる難点はありますが、熱々に揚がった生地の風味ともっちり感がとっても美味しい!
揚げるとナンよりも、生地の弾きが強い感じがしますね。
これだけでパクパク食べちゃえます!

そして小ドーサの方がこちら。

ランチミールス(小プレーンドーサ) 1,300円(税込)

小ドーサかわいいですね!
米と豆から作るクレープみたいなドーサは、パリッとサクサク感に少しのもっちりという感じでしょうか。
バトゥーラに比べると当然のことながらさっぱりしていてヘルシーにいただけますね。

さてさてお待ちかね本日のカレーは、左から辛いフィッシュカレー、中辛のダルカレー、マイルドのチキンキーマカレー、サンバル、ラッサムです。

まずフィッシュカレーは、確かに辛い!
しっかり辛いです。
そして、お魚だからか塩っぱみも結構あります。
個人的には、お!?塩っぱい!が第一印象。
ですが、大きな白身のお魚がゴロンとたっぷり入っており、しかもインド料理屋さんでは珍しく、骨無しでとっても食べやすい!安全!素敵!なのは好印象。
これはとっても嬉しい!
カレーもビリヤニも、魚の骨をスプーンで上手に取るのが難しく、マトンやチキンの骨よりも鋭く刺さりやすい傾向から、危険回避的に敬遠しがちなインド料理屋さんでのお魚。
こんなに安心して食べられたのは初めてです(笑)

中辛のダルカレーは、スパイシーさもしっかりありますが、ダルのマイルドさもあり、フィッシュカレーに比べたら比較的食べやすいカレーのように思えます。
ダルがたっぷり入っているのも嬉しく、お店によってはサンバルっぽくもある感じです。
ただ、しっかり味で割と濃厚でもあるので、ミールスらしくバスマティのパラパラライスにこのカレーや他の色々なカレーを混ぜて食べる…というより、単体で完結している感じもあります。
もちろん色々混ぜて食べても美味しかったですよ。

マイルドのチキンキーマは、まさしくマイルド!
あらめの鶏ひき肉がゴロゴロ入っており、ふんだんなスパイスの風味もしっかり楽しめます。
他の辛いカレーと混ぜて食べると、マイルドにしてくれる効果も。
サンバルやラッサムも割としっかり辛めなので、一際やさしく感じる、プレート内の癒しです(笑)

サンバルには茄子が入っているのが印象的で、豆のマイルドさとトロッと感に茄子の瑞々しさが好みでした。
ラッサムはトマトベースが強いタイプ…ではなく、酸味の強い辛いスープという感じ。
辛いカレーと同じかそれ以上にしっかり辛い刺激的なお味です。

ポリヤルはミックスベジタブルとキャベツとココナッツファインであっさり目。
ライスは日本米なのが正直ちょっと残念ですが、ダバと同スタイルで、平日は日本米、休日はバスマティライスで提供されるようです。
カレーがどれも濃厚でしっかり味なので、もしかしたら平日は日本米に合わせてあるのかもしれません。
辛さもしっかりあるのでパクパク進み、おかわり無料のライスもお願いしちゃいました。
テーブルにてSTOPというまで装ってくれるスタイルで提供されましたが、様子を伺いながら装ってくれたので、以前ダバインディアでおかわりした時にタイミングを測れず山盛りのライスが築き上げられた時のようにはならずに済みました(笑)

次回はぜひ、ホリデーランチでのミールスや、絶品と噂のビリヤニをいただきに行きたいです。

同じくダバインディアから派生したインド料理屋さん「Indian Street Food & Bar GOND」の記事はこちら!

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TOKYO BHAVANの場所はこちら!

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