異国情緒あふれるインド料理屋さん「ダージリン春日店」に行ってきた

一際異彩を放つ店構えのインド料理とお茶のお店「DARJEELING ダージリン（春日店）」に行ってきました。
通りを歩いていても明らかに他と雰囲気が違う為、ちょっと入るのに勇気が要る感じがしますが、思い切って入店。

平日のオープンしてすぐの時間帯だった為か、他にお客さんはおらずガランとしており（お昼時になるとすぐにお客さんでいっぱいになりました）、本場インドの調度品で調えられているらしい王宮さながらのゴージャスな店内に圧倒されます…
大通りに面している筈なのに、店内は不思議と外の音も響かず静かな空間です。

席に着くとメニューを受け取ります。
平日ランチメニューは、主に以下の内容のようです。

今回は、カリーセットとダージリンセットを注文。
カレーはどちらもバターチキン、飲み物はチャイとラッシーにしました。

先ずはサラダです。
インドカレー屋さんのサラダでかなりの確率でかかっている、あのスパイスっぽいけど甘いオレンジ色のドレッシングではなく、こちらはシンプルな胡麻ドレッシングがかかっていました。
個人的にはあのオレンジ色ドレッシングが結構好きなのですが、胡麻ドレッシングは問題なく美味しいですよね。
それと、ひよこ豆が嬉しいアクセントになっています。

そしてメインのバターチキンカリーと、特大ナンの登場です。
ナンのBIGサイズぶり、伝わりますでしょうか？
全体的にこのお店の備品の数々（豪華絢爛なカトラリーから机椅子の類まで）が大きくて立派なので、比較対象が無く写真では分かりにくいかもしれませんが、本当に大きくてビックリしますよ！
測ろうにも、まず30cm定規では足りません。
そしてお味も、ナン特有の弾きのあるふわふわもっちり感と、ほんのり甘くミルキーな風味が美味しいです。
それからクリーミーなトマトベースのカレーは優しい味わいで、大きなチキンがゴロゴロとこれでもかと入っていました。
２～３個コロンコロンと入ったチキンカレーはよくありますし、リーズナブルなランチカレーだと1個ゴロンと入っているパターンもある中、こちらのカレーはこんなに具沢山で良いのかと驚くほどです。
鶏肉の臭みもなく柔らかなチキンがこんなに入っていてこのお値段というのは、かなりお得なのではないでしょうか。
そもそもカレー自体の量が多く、たっぷり食べられるのも嬉しいポイント。
例えばカレーライスを注文した際、カレー部分たっぷりで食べたいけれど平均的な量だとご飯が余ってしまうので、いつも少しずつ加減しながら食べているのですが（皆さんカレーの量足りてますか？笑）こちらのカレーはそんな心配は無用のボリュームです。
ナンと合わせてお腹一杯になりますので、小食の方は入らないかもしれません。

こちらは、チキンティッカが付いたタンドリーセット。
自家製ラッシーもロンググラスでたっぷりです。
チキンティッカはどちらかというと、カレーに入っている方が柔らかで美味しく感じます。

最後にホットチャイ。
こちらは逆に、デミタスカップのような小さな一杯で少し拍子抜け。
また「チャイ」というと、シナモンやクローブなどのスパイスが効いた「マサラチャイ」をイメージしてしまうのですが、こちらは感覚的にはミルクティーと同義のチャイでした。
マサラチャイが好きなので少し残念ですが、インド料理とお茶のお店とうたっているからには、シンプルにチャイなのでしょうね。

サラダや飲み物は普通かな？という印象ですが、全体的にはリーズナブルにお腹いっぱいナンとカレーを美味しく食べられる、という点でおススメのお店になりました。
時間帯にも寄りますが、平日昼間にサッと入れて、外界をちょっとの間忘れられる独特の雰囲気に包まれたランチタイムは、ちょっとしたリフレッシュにも。
またタイミングが合えば利用したいです。
未経験の方はぜひ、あの独特の異空間を味わってみてください。
初めは戸惑いますが、すぐに慣れて落ち着いて食事出来ますのでご安心を（笑）

「ダージリン春日店」さんの場所はこちら。
天気が良い時は、すぐ近くにちょっとした公園があるので、草花を眺めながら散歩するのも気持ちいいですよ。