ハウス選ばれし人気店シリーズ9種レトルトカレーストック用BOX付きセット実食レポ

curry stock box外観

手軽にご飯が食べられる便利アイテムとして、レトルトカレーは非常に重宝しています。
そんな中、「レトルトカレーストック用BOX」が付いた、レトルトカレーの9種セットが!
ハウスの人気店シリーズを9種類食べ比べ出来る上に、レトルトカレーがぴったり収まる専用ストックBOXが手に入るとあっては、お試しせずにはいられません。
レトルトカレーをストックする為の専用BOXなど、普段生活していて欲しいと思ったことは一度もないのですが(笑)

curry stock box中
curry stock box中引き出し

ストックボックスは引き出し式で、手前のオレンジの取手をつまみ引き出してみるとこのような感じに。
ずらり、整然と並ぶレトルトカレーの箱が美しい…
全種類違うのも、食べる楽しみがあって良いですよね。
引き出し式のBOXなので、上に何かを重ねて置いても取り出せる仕様になっているのも、ストックBOX自体の収納性も高くてポイント高めです。
また、カレーを入れる箱も手前と奥では奥の方の高さが少し低くなっており(横から見ると一辺だけ傾斜がついていて)、中のカレーを取り出しやすくなっています。
唯一引き出しをしまう時に、引っかかりを感じて入りにくい点が惜しいと思いましたが、概ね良い感じで、やはりこのビジュアルを見るとワクワクしちゃいます。
このストックBOXを埋めたくて、レトルトカレーのローリングストックが円滑に出来そうです。

ちなみに、今回のセットで入っている選ばれし人気店シリーズの良いところは、湯煎以外にも、箱ごとレンジで温められること!
とっても便利で手軽なので、このタイプに慣れてしまうと従来のレトルトカレーに手がのびにくくなってしまうのは難点でしょうか…笑

curry stock box

ではここからは、ざっくり食べた感想を書いていきます。
ただ、日によって写真がまちまちでしたので、今回はそれぞれの写真は割愛させていただきました。

濃厚バターチキンカレー

生クリームとトマトがバランス良く合わさったコク深くまろやかな味わい。印度料理シタール監修の濃厚バターチキンカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

千葉 検見川「インド料理シタール」
【中辛】辛味順位 2(1〜5段階中)

まず見た目からとってもクリーミーで、他のレトルトカレーに比べて、明らかに色が薄めです。
茶色や黒っぽい色、もしくはオレンジ系が多い中、かなり黄色味が強く比較すると白っぽい印象。
食べてみても、まるでクリームシチューのような感じで、非常にマイルド。
レトルトカレーにこういう言い方をして良いのか分かりませんが、カレーっぽさはかなり控えめ。
普段刺激的なカレーを好む方には今ひとつ物足りないかもしれませんが、お子さまや辛さがあまり得意でない方、刺激物を控えたい時には、カレーながらも優しく味わえる一品です。

黒胡麻香る鶏ひき肉と根菜のカレー

黒胡麻や山椒の香りと、鶏ひき肉・根菜の旨み、花椒のしびれる辛さがクセになる味わい。かえる食堂監修の鶏ひき肉と根菜のカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

こちら、当初商品を購入した際は「黒胡麻香る黒坦々カレー」でしたが、パッケージ変更があり、現在は「黒胡麻香る鶏ひき肉と根菜のカレー」となっているようです。

東京 要町「かえる食堂」
【辛口】辛味順位 5(1〜5段階中)

元々は黒坦々カレーと銘打っていただけあって、一口目の印象は、なんだか中華っぽい…?
カレーにしては、花椒の効いた中華料理を食べている時のようなスパイシーさです。
痺れ感もあり、坦々カレーとは言い得て妙だと思ったものですが、辛さや痺れが際立つ坦々麺を想定して食べると、そこまで坦々感はないのかな?とも…
スープカレーのようなシャバシャバ系のカレーに、ゴロゴロ入ったゴボウが印象的で、マスタードのプチっと感や根菜類の色々な食感を楽しめます。
スパイシーながらどこか和風っぽさも感じるので、新パッケージの鶏ひき肉と根菜のカレーの方がしっくりくるのかもしれません。
ただ、その名前から入って食べると、思っているよりもスパイシー!となるかもしれませんね。

芳醇チキンカレー

炒め玉ねぎやトマトの旨みと、クローブやシナモンなどのスパイスが織りなす、香り高く奥深い味わい。魯珈監修の芳醇チキンカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

東京 大久保「魯珈」
【中辛】辛味順位 4(1〜5段階中)

トマトベース系のカレーで、南インドカレーが思い起こされるタイプ。
どちらかと言えば粘度の低いサラサラめで、小麦粉のとろみのようなものはありません。
香辛料がしっかり効いていて、マスタードの粒など目視でも確認出来るほど入っています。
ガツンとしたパンチは無いものの、チキンもそれなりに入っていて安定感のある味わい。
クリーミーさでまろやかにするタイプのカレーですと、後々どっかりくることもありますが、こちらはスパイシーながら辛過ぎず、かといって乳脂肪分で胃もたれすることもなく、安心して食べられる一品です。

チーズとろける欧風ビーフカレー

オールスパイスやクローブなどの香りと、まろやかなチーズと果実の甘みが奏でる奥深いコク。3丁目のカレー屋さん監修のチーズとろける欧風ビーフカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

東京 京橋「3丁目のカレー屋さん」
【中辛】辛味順位 3(1〜5段階中)

子どもの頃に給食などでザ・ジャパニーズカレーを食べつけている人間としては、インド系のカレーと違い、この手のカレーは食べていてどこか安心感があります。
同時に、ホテルなどのちょっとリッチなカレーを想起させる深い味わいが、家庭料理とは一線を画すのもポイント。
辛味順位も中間で、スパイスはどちらかというと香りが強く、辛味は抑えめで想像よりも甘さが際立つ一品。
初めは「あ、ちゃんとチーズ分かる…」と思ったものの、どちらかというと甘さの方が印象に残りました。

ラムキーマカレー

ラム肉とココナッツミルクのコク、香り高いスパイスがおいしさの決め手。カマルプール監修のラムキーマカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

東京 木場「カマルプール」
【中辛】辛味順位 4(1〜5段階中)

口に入れた瞬間は「甘い!」けれど「あ…辛い!」と、後からスパイシーさがやってきます。
生クリームやココナッツミルクのクリーミーさが濃厚ですが、何よりラムの風味が強いです。
ラム肉は臭いから苦手…という方もいらっしゃるかと思いますが、まさしくラムラムしい香りがしっかりあるので苦手な方はアウトかもしれません。
ラムが平気な方なら、ミンチ自体は細かめで存在感が弱い割に、しっかりラム肉の風味を感じられるので、レトルトカレーでラムを味わえる珍しい一品かと思います。

北海道産野菜を味わうカレー ポーク

3種野菜の食感と、創業当時から変わらない旨みと酸味がクセになる伝統の味わい。カリーハウスコロンボ監修の北海道産野菜を味わうカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

北海道 札幌「カリーハウス コロンボ」
【中辛】辛味順位 4(1〜5段階中)

北海道のイメージ通り、具材がゴロゴロ入っているのが印象的です。
特にじゃがいもとコーンが入っていると、一気に北海道感が出てきますよね。
ザ・ジャパニーズカレーな落ち着くお味で、どこか懐かしい家庭料理のような安心感があります。
辛味順位4なので辛みもあるのですが、他の4よりも辛くない気がしました。
昔からあるレトルトカレーの中辛、というイメージです。
個性的なカレーが並ぶ中、いたってシンプルで優しいカレーですが、不思議と飽きない一品です。

牛豚キーマカレー

カルダモンの爽やかな香り、ぶなしめじ・ごぼうなど6種具材の食感、和風だしの旨みが食欲をそそる。旧ヤム邸監修の牛豚キーマカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

大阪 谷町六丁目「旧ヤム邸」
【中辛】辛味順位 4(1〜5段階中)

思っているよりも結構和風。
根菜感がすごく、特にこんにゃくが入ったカレーというのも珍しいかと思います。
謳い文句通りカルダモンがすごく香り、牛豚の粗めのひき肉や具材の食感が色々あるのも面白いです。
舌触りはザラザラ粒々としていて、同じキーマカレーである先述のラムキーマのような滑らかさはありません。
また、北海道産野菜を味わうカレーと同じ辛味順位ですが、こちらの方がスパイシーさをより感じました。

欧風ポークカレー

柔らかい豚肉と、バナナやリンゴなど果実の芳醇な甘みや麦芽のほろ苦さが生み出す深いコク。アイリッシュカレー監修の欧風ポークカレーをお楽しみください。

パッケージ裏

大阪 中津「アイリッシュカレー」
【中辛】辛味順位 4(1〜5段階中)

第一印象は、甘くてフルーティー!ですが後からしっかりスパイシーさがやってきます。
辛めなのですが、特にりんごとバナナが効いた甘みで、後からじんわりくるもののそこまで刺激が強いわけではありません。
また、甘みの後に、ちょっと懐かしいような風味が…他のカレーでは存在感を感じなかったウスターと味噌が効いているのかな?という気がしました。
嬉しいことに、思ったよりもゴロゴロ入っていたお肉は、ホロホロ柔らか。
子どもの頃に食べたどこか懐かしいカレーが、大人Verにアップデートされたような味わいです。

スリランカカリー チキン

ココナッツミルクの旨みや甘み、唐辛子の後引く辛さが融合したおいしさ。ツナパハ監修のスリランカカリーをお楽しみください。

パッケージ裏

福岡 天神「不思議香菜 ツナパハ」
【辛口】辛味順位 5(1〜5段階中)

いかにもスリランカカレーなビジュアルで、スープのようなカレーの中に大きめゴロゴロじゃがいもと鶏肉が入っています。
シャバシャバ系のカレーは、スパイスがガツンと効いているものが多い印象で、こちらも例にもれずしっかり辛口です。
が、ココナッツミルクの甘さとクリーミーさで、パクパク食べられるクセになる味わい。
少し塩っぱさも感じますが、意外にも結構ガーリックが効いていて、パンチのある一品です。

今回ご紹介したレトルトカレーまとめ

自宅に居ながら、人気店の味わいを手軽に楽しめるので、気になったものがありましたらぜひ。
今なら上記9種類に、さらに1種類ついてきて、人気店シリーズをコンプリート出来るセットもあるようです。

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