焼いても溶けない?!ハルーミチーズを食べてみた

カルディにて通常699円(税込)

焼いて食べても美味しいチーズで一番有名なのは、カチョカバロかな?と思うのですが、ここ数年よく聞くようになったな…と思うのが「ハルーミチーズ」。
ですが結局(意識して探せばあったのかもしれませんが)今まで見かけたことも食べたこともなく、先日KALDIに行った際、たまたまふと目について発見!
しかもセール中だったのでラッキー!とついに購入、試しに食べてみることに!

パッケージ裏面

ハルーミチーズはキプロス発祥のチーズで、他にもハロウミチーズやハルミチーズなど、いくつかの呼び方がありますが物は一緒です。
購入したものはトルコ産で牛乳から作られていますが、元々は羊乳や山羊乳から作られており、塩気の強いセミハードタイプのチーズで、パッケージにも説明のある通り(そのままでも食べれますが)水に浸けて塩抜きして食べるのが一般的なようです。

試しにそのまま食べてみましたが、確かに塩っぱい!
これはかなり塩味が強いですね。
モッツァレラチーズをもっとずっと塩っぱくしたような感じで、キュッキュッとした食感も特徴的です。
風味はとってもミルキーで、そこもモッツァレラチーズと似ています。

そしてなんと言っても最大の特徴は、焼いても溶けないというところ。
その為、グリルやフライなどにして食べることが多いようです。
今回は最もシンプルに、フライパンで焼いて食べてみようと思います。

まずは説明の通り、スライスして水に浸し塩抜きします。
パッケージ通り、試しに30分ほど浸してみると、確かに少し塩気が弱まりました。
が、1時間以上の塩抜きをすすめているところもあり、どのくらいの塩味が好みかや商品、食べ方によって時間は調整した方が良さそうですね。
今回はパッケージの説明通りに合わせましたが、確かにこの塩気なら、個人的には1時間くらい浸しても良さそうです。

さて、塩抜きしたチーズをキッチンペーパーで軽く水気を取って、フライパンに並べていきます。
切っている時から思いましたが、意外とモロモロと壊れやすいんですね。
真ん中からぱっくり割れてきちゃうので、切る向きを変えたりした方が、綺麗な形にカット出来たかもしれません。

火にかけ焼いていきます。
おぉ!なんともいい香り!
そしてこんがり焼ける焼ける!
熱を加えるので、ちょっぴりとろんと柔らかくなりますが、普通のチーズなら溶けて1つの塊になっているところです。
なるほど、焼いても溶けないとはこういう感じなのですね。
(写真だと若干笹かまみたいにも見えますが笑)

ということで、あっさり完成です!
情緒も何もない盛り付けですみません(笑)

まずは熱々をそのまま一口…え、うまぁッ!!!
焼き目のサクッとした感じと、中のモッツァレラのようなミルキーさがとっても美味しい!
フライパンには何も引かずに焼いたのですが、まるでバターで揚げ焼きしたかのような味わいです。
もうこれだけで、ワインがじゃんじゃん進みそう。
実際、オリーブオイルやバターで焼くレシピもありますが、全然そのままで十分美味しい!
もし他に何かと合わせるなら、塩気が強いので(もう少し塩抜きすれば良かったかな?と思いつつ)、サラダや焼き野菜、パンと一緒に食べると美味しそうです。

余談ですが、食パンをトースターで焼いてバターを塗って食べるのも美味しいのですが、たまのちょっと贅沢を味わいたい時には、食パンをフライパンでバター焼きにして食べるのが大好きです。
そしてこの焼いたハルーミチーズ、めっちゃその感じに似ています!
もちろん、中はパンとチーズで全然違うのですが、焼き目のこんがりサクッと具合と乳製品の風味がたまらなく美味しく近いと感じます。
これは見つけたら買っておかないとすぐ売り切れになるくらい、人気が出るのも納得です。

そのままでも十分美味しいのですが、さらに蜂蜜をかけても食べてみました。
チーズと蜂蜜もまた鉄板!間違いないですね。
これはこれでワインが進む進む(笑)

写真で綺麗に盛り付ければそれっぽくなったのでしょうが、今回はさらに、柿も添えていただきました。
柿とチーズと蜂蜜…甘いと塩っぱい…そしてワイン。

夜にお腹が空いてうっかり晩酌を始めたのですが、大変満足なひと時となりました。

今のところKALDIで購入するのがお安めですが(と言っても、スーパーのプロセスチーズとかに比べたらリッチな代物ですが…)、コスト高でも試してみたい!という方は、ネットでも買えるようですので気になる方はぜひ。

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