朝ごはんに焼きたてパンを食べたい!
だけど、朝からパン生地をこねて、成形して…と、そんな時間ないしエネルギーも無い…
そんな時には、前日の夜に準備して、朝からは焼くだけのパンを仕込みます。
そんなこと出来るの?パン作りって手間がかかって大変そう…
いえいえ、ご家庭で手軽に作れるパンはありますし、パン生地は意外と丈夫なんです!
寝る前に準備をしたら、朝は焼くだけの状態にして冷蔵庫に一晩入れちゃいます。
あとは朝起きたら、冷蔵庫から出して常温に戻している間にオーブンを予熱、後はオーブン任せで焼き上がるのを待つだけで、朝から焼きたてパンが食べられます。
待っている間に、お湯を沸かして朝のコーヒーを淹れたり、目玉焼きやオムレツ等のおかずを準備出来ると、ちょっと優雅な気持ちにもなれちゃいますよ。
勿論、朝はパンだけでお腹一杯…まずは洗顔や身支度を済ませちゃう!というのもアリアリです。
さて、こちらが出来上がった朝から焼いただけのパンです。
今回は総菜パンでも菓子パンでも、万能に使える基本の生地を作り、生地を成形する時に、食べたい具材を入れました。
家にあった材料から、
・ハムチーズパン
・胡桃パン
・シナモンバナナパン
の3種類を作りました。
シナモンバナナパンはあまり一般的では無さそうなので補足しますと、アンパンのように餡を包む代わりに、ゴロッとバナナを包んだもので、バナナトーストの味を想像していただくと分かり易いかもしれません。
バナナを包む時にシナモンを振り入れると、一層風味が良いのでおススメです。
焼きたてを食べることが決まっている時の、焼きたて限定メニューなので、シナモンやバナナがお好きな方はぜひ!
オーブンで焼いている時から、ちょっとずつパンの焼ける香りが漂ってくると、幸せな気分でいっぱいになります。
お店で買ったパンのように見た目や味が整っていなくても、お家で焼きたてを味わえるなら、それだけでスペシャルな気持ちになりませんか?
それでは簡易ですが、「朝は焼くだけ!簡単パン」の作り方を載せておきます。
<材料 6個分>
- マーガリン(バターだと幸せ)…20g
- 牛乳…150cc
- ドライイースト…小匙1
- 砂糖…15g
- 塩…小匙1弱
- 強力粉…200g
- ハム…2枚
- シュレッドチーズ…お好きな量
- 胡桃…お好きな量
- バナナ…2~3cmの輪切り2かけ
- シナモン…お好きな量
- STEP 1マーガリン 20gと牛乳 150㏄を、レンジ可のボウルや大き目の容器に入れて、500Wで1分チンして混ぜる。
マーガリンとバターを混ぜても、リッチにバターオンリーでも。ちょっと足りなくて15gとかでも大丈夫。
- STEP 2ドライイースト 小匙1 → 砂糖 15g → 塩 小匙1弱 → 強力粉 200g の順に、その都度ヘラやスプーンなどでグルグルしっかり混ぜ合わせ、ある程度まとまったら、手で軽く捏ねる。
手がベトベトになるのが嫌な時はビニル袋に入れて揉む。
- STEP 3発酵時間短縮の為、ボウルにラップをし(ビニル袋の場合は口を軽く縛り)レンジ300Wで20秒チンする。
200W30秒でも。
- STEP 4打ち粉(分量外)をした台に生地を出し、6分割して丸め、ラップか濡れ布巾をかけて20~30分置いて生地を一旦休める。
- STEP 5丸めた生地を一度平たく潰してガス抜きをし、好きな形に成形する。
今回はハムチーズ2個、胡桃パン2個、シナモンバナナ2個。半端な余りバナナはお夜食に…。具は入れずに丸パン6個とかだとより簡単です。
- STEP 6天板にクッキングシートを敷いて、成形したパンを並べ霧吹きし、乾燥しないよう天板ごと大きなビニル袋に入れて冷蔵庫へ。そのまま一晩おやすみなさ~い☆
冷蔵庫のスペースや、大きなビニル袋が無い時は、クッキングシートはパン1個分ずつに切って個別にタッパー等に入れて冷蔵庫へ。
- STEP 7翌日、冷蔵庫から生地を出し、オーブンを200℃に予熱、180℃で15分ほど焼いて完成。
焼き目など様子を見て、焼き時間を延長してください。焦げそうなら途中でアルミホイルをかぶせると良いです。
焼きたてはついつい美味しくてパクパク入っちゃうのですが…
もし一度に食べてしまわない時は、ビニル袋に入れておくか、完全に冷めている場合はラップに包んでおくと良いですよ。
食べる前に、レンジで10~20秒ほど温めなおすとより美味しいです。