甘さ控えめ!ベイクドチーズケーキ

スーパーでいつもと違うメーカーの、ちょっとお安いクリームチーズを発見。
他のクリームチーズと何が違うのか…価格差があると気になってしまい、成分表示など色々見てみるも、特段気になるような差は見つからず…
これは食べてみるのが早い!と、試しに購入することに。

分かり易いよう、先ずはシンプルにそのままパクリ。普通に美味しい…。
強いて言えば、他より若干塩気を感じるかも?くらいで、他のとそう変わらず、特に気になることもありません。
クラッカーにつけて食べてみるも、やはり他の商品より劣る部分は感じられず、この値段でクリームチーズを買えるのは嬉しいかも?と満足な一品。

これはケーキの材料にしても全く問題ないのでは?ということで、土台にビスケットを使った簡単ベイクドチーズケーキを作りました。

パウンド型で焼いたチーズケーキをカット

チーズケーキ好きとしては基本どれを食べても美味しいのですが、欲を言えば市販のチーズケーキはどれも甘さが強過ぎると感じてしまいます。
もう少しチーズ成分が強く欲しい!ケーキの甘さよりチーズを感じたいのだ!!!

というわけで、手作りする際は手っ取り早く砂糖をガッツリ減らしちゃいます。
チーズの種類を工夫するなど、コストをかければもっと理想のチーズケーキを作れるかもしれませんが、出来るだけ手軽に作って食べたいので、砂糖を減らすことで簡単に甘さ控えめにしてみました。
甘いのがお好きな方は勿論、保存の観点からも砂糖は多い方が安心ですので、長期に渡ってじっくり食べる予定の方や贈り物にする予定の場合はおススメできません。
でも、家で作ったものを家で消費する分には構わないのでは?なんなら心持ち糖質オフ!くらいの気持ちで作っていきます。

<材料 6.5cm×17.5cm×4.5cmパウンド型2個分

  • クリームチーズ…200g
  • 砂糖…50g
  • 卵…1個
  • 生クリーム…200㏄
  • 薄力粉…大匙3
  • レモン汁…大匙1
  • ビスケット…80g
  • バター…40g
<作り方>
  • STEP 1
    step1
    先に土台となる部分を作る。
    ビスケット80gを丈夫なビニル袋に入れて砕き、室温に戻したバター40gを加え、袋の上から揉んで馴染ませたら、型の底にギュッと押さえながら敷き詰める。冷蔵庫で休ませておく。

    ビニル袋は厚手のものか、2重にするなどして、穴があかないよう注意。
    粉々のビスケットが散って、土台は減るし掃除も大変です。
    時間がない場合は、レンジで溶かしバターにして馴染ませてもOK。

  • STEP 2
    step2-1 step2-2
    室温に戻したクリームチーズ200gをクリーム状になるよう混ぜ、砂糖50gを加え混ぜる。

    時間がない場合は、クリームチーズをレンジで柔らかくしても大丈夫。

  • STEP 3
    step3 
    卵1個を加えさらによく混ぜる。

    卵黄の黄色味が薄まり、なんとなくもったりと白っぽくなるまでよく混ぜる。
    そろそろオーブンを170℃に予熱開始しようかな…(オーブン機種によります)

  • STEP 4
    step4 step4-2
    生クリームを2~3回に分けて加え、都度よく混ぜたら、薄力粉大匙3をふるい入れ、ゴムベラに持ち替えてサックリ切るように混ぜる。
    レモン汁大匙1を加え、さらに混ぜる。

    薄力粉は無くても出来ますが、有る無しで口当たり等が変わるとか変わらないとか… 量は大匙1〜2でも大丈夫。気持ち程度に粉を入れとこ、くらいで。今回はメジャーな分量で大匙3に。
    レモン汁はお好みで多め少なめ自由にどうぞ。

  • STEP 5
    step5-1 step5-2
    冷蔵庫で休ませていた型に、生地を流し入れる。

    生地を入れたら、型を2~3cmの高さからトントンと落として空気を抜く。

  • STEP 6
    step6-1 step6-2
    170℃に予熱したオーブンで45分くらい焼いて完成。

    焼いてすぐは生地がふわっと膨らんでいますが、冷めてくると少し縮みます。

お店に出すような品はそうはいかないかもしれませんが、家で作る分には割とラフに作れるお菓子の部類かと思います。大体混ぜて焼いたら出来るので、失敗しにくいです。
個人的には、砂糖は40gまで減らしても良いかなと思いますが、甘めの方が受けはいいので今回は50gで紹介しました。
卵は2個くらい入れても大丈夫ですし(というか2個のレシピの方が多いかも?)、レモン汁もお好みでたっぷり入れても入れなくても大丈夫。
土台となる底生地もオレオやクッキーなどに置き換えても良し、無くても十分に美味しいです。

ちなみに、今回初めて試したクリームチーズですが、このチーズの特性なのか今回たまたまなのか、焼く前の流し入れる生地が、どことなくプルンプルンと(食品に対して微妙な表現で恐縮ですが)アクリル絵の具とか木工用ボンドのような感じに…。
でも焼いて食べたら全く問題なく美味しかったので、やはり多少のことでは失敗しないのもチーズケーキ作りの良いところです。

今回は、ストックの丸型が無かったのでパウンド型で焼きましたが、もちろん丸形でもOK!
寧ろ丸型の方がメジャーですよね。
上記レシピだと、およそ18㎝ホール型くらいの分量かと思います。
サイズが違いますが、15㎝ホール型で焼いた時の記事も書きましたので、こちらにも載せておきますね。「甘さ控えめ!ベイクドチーズケーキ15cmホール型Ver
この時は15㎝ホールに加え、写真にはありませんが、アルミカップ4つ分くらい余分に出来ました。

ホールチーズケーキ
カットチーズケーキ

ベイクドチーズケーキのレシピの多くが焼いた後に粗熱をとったら冷蔵庫で冷やし…と書いてあるのですが、実は焼きたてふわふわのケーキをスフレのように食べるのもすっごく美味しいんですよ!(ただし口内火傷注意!)
ただ、それをホールでやるのは難しい…というか、そこまで豪気にはなれないので、ミニカップを2つ3つ作って、焼きたてを食べる用にするのは結構おススメです!

ホームメイドは、色々な材料や作り方を試して好きな味や食感を探求するのも面白さだと思います。
皆さんも、ぜひ自分好みのチーズケーキを探してみてください。

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