平等院茶房藤花で宇治のお茶を味わう

せっかく宇治まで来たので(思い付きで京都へ!Part2〜平等院へ行ってきた〜)美味しいお茶を味わいたいと、平等院境内に日本茶専門店があることを知り行ってみました。
京都と言えば抹茶かな?と思いつつ、中々美味しい煎茶を飲む機会は少ないので、温かい玉露と、冷茶をいただくことにしました。

宇治玉露
宇治玉露 750円(税込)

まずは玉露。
右手前の茶器に一煎目の分、奥に二煎目の分、さらに写真には載っていませんがポットに三煎目以降の分のお湯が入って提供されるので、思った以上にお茶をいただくことが出来ます。
また、すべてのメニューに平等院オリジナルの和菓子もセットで付いています。
砂時計が落ちるのを待って、最後の一滴まで注ぎいただきます。

まるで出汁のような風味を感じる、これぞ玉露という味わい。
美味しいお茶をいただくと、それだけで心が満たされます。
二煎目、三煎目と、ちょっとずつ味わいの変化を楽しむこともできて、想像以上に堪能出来る満足度の高いセットでした。

宇治煎茶、冷茶
宇治煎茶、冷茶 750円(税込)

お次は煎茶を、冷茶にていただきます。
こちらも二煎目以降の冷水が付いており、ワイングラスのような器でいただくのがまた雰囲気があって良い感じです。
日本茶もこんな風にしていただくと、グッとお洒落になりますね。
実際に飲んでみても、このグラスでいただくからより美味しいのだろうな…と、湯呑みやカップでいただくのとはまた違って感じます。
香りやお茶の甘み、旨みをスッキリ味わえて、さっぱり爽やかにいただけました。

また、オリジナル和菓子は、よくある和三盆や落雁のようなものを想像したのですが、その見た目とは裏腹に、程よい甘さと食感でこちらも好印象。
ピンクっぽい紫っぽい色の鳳凰の型の方は、色からは想像していなかった黄な粉の風味のお干菓子で、香ばしさもあり甘過ぎず、繊細なお茶とよく合います。
もう一方は栗のお菓子で、こちらも優しい味わいと、思ったよりしっとりほろほろした感じです。
後からレジ横で販売されているのを発見したところ、半生菓子と書いてあったので納得の食感。
残念ながら売り切れで購入は出来ませんでしたが、思わずお土産に欲しくなる美味しさでした。

店内の落ち着いた感じやお店の方の柔らかな雰囲気も良く、素敵なひと時を過ごせました。
いつかまた平等院を訪れた際には、こちらでお茶とお菓子もいただきたいです。
席数は少なめなので、時間にゆとりを持って訪れるのがオススメです。

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